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2016.05.17
建物の形も影響。古くても地震に強い家の条件とは?

新耐震設計基準が施行されたのは1981年6月。これ以降に建築確認申請が出されて建てられた一戸建てやマンションは、すべて新耐震基準をクリアしていることになる。これは、地震に強い家かどうかを判断するひとつの目安になる。しかし、新耐震基準だから100%大丈夫というわけではない。また、旧耐震のころに建てられた古い家だからといって、すべてが地震に弱いわけではない。地震に強いか弱いかは、さまざまな要因が影響するからだ。では、どんな家が地震に強いのだろう。

まずは「建物の形」。地震に強いのは上から見たときに正方形や長方形のシンプルな形の建物。これは一戸建てもマンションも同じだ。L字型や コの字型など、凹凸の多い外観デザインは個性的な外観をつくりやすいが、地震の横揺れに対してより強いのはシンプルな形だ。2階の床面積が1階よりも大きく、2階の床部分が張り出した下の空間が壁で支えられていない場合などは、地震の際に注意が必要だ。
また、1981年の新耐震基準では、必要な壁の量が増え、それによって耐震性が上がっている。室内に間仕切りの少ない大空間の家よりも、壁が多い家のほうが地震には強い。

建物の基礎部分も重要。主な基礎には、壁の下のみに鉄筋コンクリートの基礎を設ける「布基礎」と、建物の底部全体を鉄筋コンクリートで支える「ベタ基礎」がある。昔は、良好な地盤には布基礎、軟弱な地盤にはベタ基礎が採用されていたが、最近の一戸建てでは、布基礎よりも強度の高いベタ基礎が採用されているケースが多い(とはいえ、十分な耐震性を持った設計であれば、布基礎でも地震への強さは発揮される)。気をつけたいのは古い家に見られる鉄筋の入っていない無筋基礎。コンクリートの弱点である引っ張る力に弱いことを補うために、現在は、基礎には鉄筋を入れることになっている。安心して暮らすには、補強工事が必要だろう。